無為な一日
別に、怠けているわけではない。 周りからは、どのように思われているのかは
知らないけれど。
体がだるく、頭が重い。 理由は僕の健康状態にその原因があるのは分かっている。
しかし、この業病とも言える病のおかげで、僕は人生を棒に振りつつあるのだ。
こんな病気を患っていることなど、他人には知られたくはない。
何故だか、とても恥ずかしい病気であり、前世からの呪いとでも言えようか、
昔のライ病患者のような気持ちだ。
それでも、この人生に、こんな人生だけれども、諦めきれない自分がいる。
ジタバタしている自分、勘違いしている滑稽な自分がいるのだ。
今日もボーッと横になったまま、一日が終わろうとしている。