居場所
この世に、私の居場所がないのは当然であり、何ら不思議なことではない。
私の居場所は、私の心の在り様にこそある。
自分が、何の心配もなく、恐れもなく、安心して気持ちを置くことができる、
そんな場所が心の中にはある。 私は、ただそこに在れば良い。
何もすることなどない、考えるべきこともない。 ただ在れば良い。
世間に認めてもらおうなどと、おいそれと考えぬことだ。
神仏もそれを望んではおられない。 その証拠が、この病だ。
人前に出るな、目立つな、比較するな、しゃべるな。
私は、そのように生まれ持ってきたのだ。
私は、ただ、そのように在れば良い、たったそれだけのことだ。